宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

買い残し

「仕事してないから、俺が夕食作るよ」と夫が言ってくれてからどれくらいになるだろう。私が夕飯を作っていた頃は、仕事帰りに買い物をしたら家に着くのが7時前くらいになって、それから夕食を作り始めたら8時前後になるのが常だった。夫はずっと家にいるのだから、きっと、私が帰ったら夕食はできているのだろうと、ホクホクしていたのだが、そういうわけにはいかなかった。私が、6時半ごろに家に着くと、「これから作るね〜」と夫は言うのだ。えーっ、と内心思う。私は仕事の日は、家に着く頃もうおなかぺこぺこなのだ。なので、夫は、お腹が空いている私のために、ギョーザを焼いてくれる。空腹はある程度満たされるが、内心、「太る…」と思う。贅沢な悩みなんだろう。夫が夕飯を作ってくれるのに、何言ってるのかと。

ところが、最近、テレビ番組の影響で、朝はがっつり、夜は早めに軽く、を目指すようになってからは、夫は夕飯を早めに作ってくれるようになった。その番組によると、夕飯はスープをおかずにするといいと言う。たまたま私が一冊まるごとスープの本を買ったばかりだったので、こういう本あるよ、と夫に見せたら、夫は、その本を見て、野菜たっぷりのスープを作ってくれるようになった。本当に、夫さまさまである。

ところが、である。夫は必ずと言っていいほど何かを買い残し、仕事帰りにメールをよこすのだ。「〇〇買ってきて!」と…その買い残しがなければ、夕飯ももっと早くできると思うのに。しかし、夕飯は7時前後には食べられるようになったのだから、これも贅沢な悩みなんだろう。

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