宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

使えるレシピは2割

先日、レシピ本を1冊、メルカリで買った。レシピ本というものは、使い続けるもので、そうそう処分するものではない、となんとなく考えていたが、メルカリで買った本をペラペラめくり続けるうちに、ふとひらめいた言葉があった。

 

使えるレシピは2割。

 

そうなのである。「使えない」レシピが2割、ではない。「使える」レシピが2割である。料理歴8年の私の、経験に基づいて割り出した数値である。雑誌にしても、レシピ本にしても、そうである。意外と、「使える」レシピは少ないのだ。それだけ、人の好みは様々だ、ということだろうか。

レシピ本や雑誌のレシピなどを作る人は大変だなぁと思う。何か新しい味、でも誰でも親しめる味、そして旬の野菜を使ったレシピ。その中でも使えるレシピは2割しかないですよ、と言われたら、作った人はガックリ来てしまうかもしれない。

2割といえば、野球で、打率2割はけっこう厳しい数字である。打率2割なら、レギュラーから外されてしまうかもしれない。それを考えると、2割しか「使える」レシピがないレシピ本ってどうなのだろうか。「使える」レシピを探すためには、たくさんのレシピ本を買わないといけない、ということだろうか。それとも、私の好みが狭すぎるのだろうか。

話は戻るが、レシピ本を買って、自分が使える「2割」のレシピをコピーするなりすれば、あとはいらないから、メルカリで売る。それは自然なことかもしれない。

私はと言えば、主に、クックパッドのレシピを使っているのだが、その中で「使える」レシピは2割より少ない感じだ。レシピの数が多いので、そうなるのだろう。同じ料理のレシピがたくさんあったり、同じ材料を使うレシピがたくさんあったりするので、自分の作りたいレシピにたどり着くのに多少時間がかかるし、作ったとしても、何回もリピートするレシピはごく一部だ。でも、ネット上で膨大な数のレシピを検索できるのは便利だと思う。

そんなクックパッドも、人気のあるレシピを集めて本にして出している。今までのレシピ本と違って、実際にたくさんの人が作ったレシピだけを載せているのだろう。私はネット上でしかクックパッドを利用してないのでなんとも言えないのだが、そんな、クックパッドのレシピ本も、きっと、「使えるレシピは2割」なんだろうなぁとなんとなく思っている。