宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

キッチンカラオケ

私が台所で夕飯の支度をしている間、たいてい夫は自分の部屋でテレビを見ている。だから、その時間の台所のBGMは、私の思い通りにしてもいい。好きな曲をかけることもある。ラジオを聴く時もある。しかし何といっても楽しいのは、「キッチンカラオケ」の時間だ。

私は、カラオケで歌いたい、練習したい曲は、ダウンロードして、自分のスマホに入れてある。だから、同じ曲を何回も繰り返し聞くことができる。そして、料理しながら何回も聞いたり、歌いながら料理するということができる。

ひとりカラオケも何回か行ったことがある。でも、ひとりカラオケはかなり本番に近い。キッチンカラオケは、それ以前の、ほんとに「練習」という感じの位置づけだ。なんとなく歌の感じをつかむ段階だ。一つの曲の中で、一番、二番の歌詞がある時、一番と二番で歌詞の音数が違って、歌い方が違うなんて時がある。それは歌詞を見ているだけじゃ分からないから、音源を聴く方が手っ取り早い。

それと、これはひとりカラオケの方が防音効果があっていいと思うのだけど、私は声がデカいので、キッチンカラオケの場合、ストレス解消のためか、大声を出してしまう。それはもしかして近所迷惑かもしれない。幸いなことに、そういうことで文句を言われたことはないけれど。

 

ここまで書いてきて、私の「キッチンカラオケ」は、歌の練習ではなく、ストレス解消の面が多いような気がしてきた。自然と、選ぶ曲も、途中で大声を出せる場面がある曲が多いような気がする。そして、大声を出している時、少し手が止まってしまうのである。そういうわけで、夕食の支度に時間がかかってしまう。夫は、夜型で、多少夕食が遅くなっても文句は言わない人なので大丈夫なのだが、これが、夕食を早く食べたい!という人ならば、なに台所で歌ってんだよ!って文句を言われそうな話である。