宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

広告は必要悪?

タダで見たり聞いたりすることのできるメディアには、広告がつきものだ。いや、お金を払うメディアもそうだ。新聞や雑誌などは、それを買うためにお金を払うが、そこには広告も付いている。

広告を出す側は、お金を出してスポンサーとなり、その代わりに、自社の宣伝をしている、という、広告の本質を考えれば、広告との付き合い方も少し変わると思う。

例えば、うちは新聞をとっているので、新聞の広告をよく見るのだが、ものの見事に、お年寄り向けの広告が多い。それは、広告主はその新聞の読者が主にお年寄りであることを知っていて、だから、その新聞には、お年寄り向けの広告を出すと効果的だ、と思って広告を出しているからである。あと、新聞広告でよく見かけるのは、書籍広告である。これも、新聞をとって読む人は、本を読む人が多い、という広告主の思惑がある。

一方、私は、YouTubeを見ることがあるのだが、もちろん、タダで見られるYouTubeには、広告がある。面白いのは、YouTubeの広告は、5秒くらいで「広告をスキップ」できることで、ここでは、広告の作り方が問われる。今のところ、作り方が上手いなと思わされるのが、Netflixの広告で、「広告をスキップ」の直前に、画面にデカくNetflixのロゴが、ジャン、という効果音とともに出るようになっているので、さすが、と思う。

そんなふうに、広告主の思惑について考えてみると、広告は単なる悪ではなく、まだまだ「必要」悪なのかなと思うし、その広告の意味や、作り方について考えてみるのも面白いのではないかと思う。