宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

柴田くん

私は、仕事に、お弁当とお茶を入れた小さめのトートバッグを持っていく。そのトートバッグの柄が、「柴田くん」なのだ。 

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可愛い柴犬が、ちょこんと座ってつぶらな瞳でこちらを見つめている。柴田くんが何を言いたいのかというと、裏を見ればわかる。

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悪いけど、こちとら仕事をしている。仕事中は、柴田くんを散歩に連れていくことはできない。ごめん、柴田くん。と、時々謝りながら、時々、柴田くんの姿を見てなごみながら、仕事をしている。

私の仕事の内容は詳しくは言えないが、私は、ひとりで仕事をしている。たまに人と話すこともあるが、ほとんどひとりである。このコロナ騒ぎの前は、私の仕事場の真ん前に大きな窓があって、空が見えたので、けっこう気晴らしもできた。

ところが、コロナ騒ぎで職場のレイアウトが変わり、仕事場が窓の見えない席に移動することになった。そんなタイミングで柴田くんが登場したのである。

柴田くんには弁当とお茶が入っているのだが、柴田くんを連れてくる前は、職場では、自販機で飲み物を買いまくり、社食で昼ごはんを食べていた。だから、職場だけで、1日に600円から700円ぐらい使っていた。これは食費としては馬鹿にならない。

ところが今は、柴田くんに、弁当と、麦茶の入った水筒を2本、持ってもらっているので、かなり食費が節約できているのだ。もともと柴田くんを連れて歩くようになった理由はそういうことなのだ。

しかし、今は、そんな理由だけでなく、仕事中、ふっと見ると柴田くんがいることが、癒しというか、なごみになっている。何しろひとりで仕事をしているので、そういうなごみが必要なのだ。

別に私は、たくさん人がいるところでワイワイ雑談しながら仕事をする、というタイプではないので、今の、ひとりで仕事をするスタイルは気に入っているのだが、それにしても何かなごみは欲しい。だから、柴田くんには本当に助かっている。

これからもよろしくね、柴田くん。