宇宙葬ひとりで星になるならばそれもいいかとぬか床混ぜる

日常から、とんでもない妄想まで。メンタルちょっと弱めです。

みんななぜレジ袋をもらうのか

私は、買い物する時に、極力レジ袋をもらわず、自前のエコバッグを利用するのだが、夫はふつうにレジ袋をもらうので、家にはけっこうたくさんのレジ袋がある。

報道では、ウミガメさんが海に流されたレジ袋を食べてしまったりするニュースが流れることもあるから、私は、ウミガメさんのために、せっせとレジ袋を断っているのだが、ペットボトルの飲み物はたくさん買ってしまうので、矛盾も抱えている。

話をレジ袋に戻して、じゃあ、なぜレジ袋がなくならないかというと、それは、タダでもらえるからだと思う。あれを有料にすれば、かなりレジ袋の消費量は減ると、私は見ている。

じゃあ、なぜ有料にならないのか。

それは、きっと、「レジ袋業界」が巨大だからである。そりゃ、巨大だろう。全国の、スーパー、コンビニ、八百屋さん、…何億、何兆のレジ袋が毎日毎日使われているのだ。日本製だか中国製だか、はたまたベトナム製だかわからないが、レジ袋をせっせと作って、そのレジ袋にせっせとスーパーの名前やコンビニの名前を印刷する。きっと大きい工場だろう。

 

…と、私は、夫が入院して一人の生活になる前は、そんな妄想をしていた。しかし、私は間違っていたことに気づいた。レジ袋をなぜもらうのか。それは、ゴミ袋になるからである!ちなみに、私が住んでいる地域は、市の指定のゴミ袋でないとゴミを出せない地域だが、家の中で、市指定のゴミ袋に直接ゴミを入れるわけではない。ゴミ箱にレジ袋をかぶせて、その中にゴミを捨てる。そして、そのレジ袋がゴミでいっぱいになったら、レジ袋ごと市指定のゴミ袋に入れるわけである。今さらそんなことに気づくなんて、ゴミの処理を夫に任せていたダメ主婦ならではの気づきで、そんなわかりきった話など聞くまでもないかもしれないが、私は、つくづく何事も経験しないと理解しないタチらしい。そういう意味では、夫の入院もいい経験として活かしていきたいものだ。