私がキャッシュレス払いをする時

私はクレジットカードを持っている。

ちょっと前までは、ネット通販でモノを買うときとか、格安SIMの支払いなどの通信費の支払い、有料メールマガジンなどのサブスクリプションサービスの支払い、ちょっと大きい買い物をする時などに、クレジットカードを使っていた。

ところがつい最近は、少額の支払いもするようになったのだ。きっかけは消費税引き上げに伴って始まった、キャッシュレスポイント還元制度の導入である。それによって、行きつけの店が、その制度を導入したのだ。

具体的に言えば、行きつけの喫茶店と、行きつけの薬屋さんと、時々行くコンビニが、その制度を取り入れた。

しばらくは様子見だった。ポイント還元の話を聞いてから、カードではなくてPASMOでの還元を期待していた。しかし、喫茶店のマスターが、交通系電子マネーでポイント還元するには、ネットで手続きが必要なんですよね、と言ったのだ。えーめんどくさいなあ、と思って、ものぐさな私は、しばらく、その手続きをしないでいた。

ようやく、重い腰を上げてポイント還元について調べ始めたのは、制度が始まってからだいぶ後のことだった。確かにPASMOはネット上での手続きが必要だし、還元されたお金を、駅の定期券売り場に取りに行かなければならない。めんどくさいなぁと思いながら、手続きをした。

しかし、クレジットカードは特に手続きもなく、還元されたお金は自動的に月々の支払いから差し引かれる。なんだ、カードの方が楽じゃん。ということで、カード払いOKの、行きつけの喫茶店では、最近、カード払いにしている。

行きつけの薬屋さんはちょっと事情が違う。そこではカードが使えないのだ。それで、PayPayにしている。

行きつけのコンビニでは、そんなに多額の買い物をしないので、PASMO払いだ。コンビニでPASMO払いをすると、即時にキャッシュレス還元があるので、なんか得した気分だ。あと、コンビニでのPASMO払いは、一瞬カードをかざすだけなので、それも楽なのだ。ただし、すべてのコンビニがキャッシュレス還元を行なってるわけではないのがポイント！

というように、私は、お店によって、キャッシュレス決済の仕方を分けている。

ポイント還元の期間が終わったらどうしよう。そのことはまだ考えていない。現金払いは、小銭が多くなるのが欠点だけど、キャッシュレスがいいかというと、すべてのお店がキャッシュレスにならない限り、小銭はどうしても発生する。そこが難しい。

手間だけを言えば、コンビニのPASMO払いみたいに、カードをかざして一瞬で支払いが終わるのがいいけど、クレジットカード払いはそうも行かないんだろうなぁ。

などと、モヤモヤしながら、部分的キャッシュレス生活を送っている。